シクロクロスを始めてから初めての遠征。
「関西シクロはレベルが高い」と評判だったので、前から気になってた。その中でも混戦はJCXシリーズの1戦でもあるということもあって刺激になることが多いと思った。琵琶湖の東側ということでまだ浜松からも行ける距離かなってのもあったのも大きかった。
(いうてほぼ京都)
後輩の出走するC3がアサイチという異例のスケジュールのせいで忙しい朝から始まった。100km/hで高速を走れば間に合う試算だったが、出発時には3/4あったタンクが高速を降りる頃にはほぼ空に。パジェロミニで100km/h巡航はダメってことが分かった。ええ車だけどもっと余裕で高速巡航できる車が欲しい…
ギリギリで試走には間に合ったけどレーススタートまでずっとバタバタ。後輩には申し訳なかった。最初は苦戦してそうだったけど周回を重ねるにつれ上手くなってるような気がした。
ネットに上がってたコースマップを見ると平面っぽくてそんなにテクニックはいらないのかなって感じだったし、前乗りしていた先輩は「全乗車高速コース」と言っていたからパワーコースかぁ…って想像してた。はい、全くそんなことなかったです。東海にはないキャンバー地獄。乗って登れそうで辛くなってくると登れなくなる壁のような登り。先週のおおがとタイプの違う難しさがあった。
C1の選手達に後ろを突っつかれながら午後試走を終えて、C1前半は観戦。
先頭の方たちは無駄がなさ過ぎて見ていて逆に面白くないレベル。それでも勉強になることがたくさんあった。
C1が終わり、日が落ちかけている時間になりようやくC2の出走となる。
2回目のC2だが、スタートラインに並んでる人たちの強者感に慣れずビビる。並びは前から3列目。ちょうど中間くらい。
C1の表彰式を進行している横でヌルっとスタート。半分くらいの人が遅れてたと思う。そんな混乱もあってか、意外と前の方に出る。10人くらい抜いたと思う。
スタートは良かったのだがその後の踏まなきゃいけないパートでついていくのが辛い。一週目なのに。「このペースじゃ40分持つわけない」と分かっていたがとりあえずついていく。そしてタレる。ちぎれる。オフキャンバーの上り下りがあるテクニックが必要な部分では追いつく。だがその後のパワー区間で置いていかれる。
そんなこんなで2周して帰ってくると「あと4周」の表示が。1周目で8分30秒くらいかかってたのを覚えていたから50分も走らなきゃならない。そこで軽く絶望する、C3,C4はミドルコースで4周だったのに。
周回をしながら、パワーに余裕がないからテクニカル区間や、乗降区間のテンポが悪くなることを痛感した。テンポが悪いとミスする確率も上がってくるし。高心拍で辛い状況でも"ある程度"のパワーで踏めないといけないっぽい。
最終週、後ろから来た4人のパックに追いつかれ抜かされる。ただ、この人たちよりオフキャンバーのところは速く抜けれる謎の自信があったのでその前に抜き返して距離を離す。そしてまたパワー区間で追いつかれる。そんなこんなで最後の「壁」までもつれたところで自分だけが乗車で登り切り、2人ほどパス。その勢いのまま最後の直線でのスプリント勝負で1人を刺しきってゴール。
結果、34人出走中16位。とりあえず目標にしていた半分以上でのゴールはできた。しかし、ただただパワーが足りないことを痛感したレースだった。正直C4,C3ではパワーでここまで差をつけられることがなかった。C2はロードとかでも実績のある人がうじゃうじゃいてその中で勝つことを考えるとその土俵に立てるくらいの力(物理)をつけないといけないのかなって思った。
1周 | 2周 | 3周 | 4周 | 5周 | 6周 | |
---|---|---|---|---|---|---|
time | 8:17 | 8:31 | 8:26 | 8:26 | 8:45 | 8:12 |
今回、すごいアウェーなのかなと思って乗り込んだけど、先輩やその同僚の方によくしてもらってアウェー感がそこまでなかった。先輩が福井からわざわざ応援しに来てくれたのもとても嬉しかった。
次は東海シクロに戻って新城。2週間でパワーがどうにかなるわけではないのは分かっているが、今回学んだことを生かせるといいかなぁ…
P.S. 帰りは高速を80km/h巡航で走ったら1/4タンクしか消費せず燃費がほぼ倍になりました。(過去最高記録)