今シーズンの初戦。昨年のシーズンはC2に昇格を決めたもののコロナの影響でその後のレースが中止になってシーズン終了。ちょうど昇格を決めたのもこのおおが城山だった。去年勝ったコースだっただけに少し自信はあった。
昨シーズンから機材もちょっとだけグレードアップ。片面クリートだったペダルが両面クリートのペダルになった。これで降車→乗車のスピードが速くなるはず。
今回のスタート順は去年のシリーズランキングで決まる。去年はC2カテゴリーに出場していないので、当然の如く最後尾。とはいえ、出走人数が25人しかいないので前には2人しかいない。前に出るチャンスは全然あった。
スタート前、グリッドに並んでみて思ったのがC3までとは雰囲気が違うこと。周りの人たち体ゴツそうで強そうだし。一方の自分はチームジャージを家に忘れ、サブのジャージを着ていた。自分以外皆チームジャージを着ていなかったので溢れ出る無課金ユーザー装備感。
そしてスタート。前の加速が遅かったため前に詰まる、そしてスペースを見つけて再加速。1コーナー抜けて落ち着くころには7番手まで上がった。スタートで10人ほど抜けたのは次につながるポジティブな要素。3位からパックが形成したのでとりあえずそれについていった。周辺視野でぼんやりと先頭2人は見えていたけど追いつくのが無理そうなくらい先行していた。
初めてのC2だったこともあって前の人のラインをトレースしながら走っていった。その中でコーナーではそこまで差がない、というかこっちの方に分がある。問題はコーナーからの立ち上がり加速の馬力の差。コーナーで若干離して立ち上がりの加速で後ろに詰められて…みたいな感じで自分を先頭に5人くらいのパックができる。
スタートから30分が経過した5周目、遅い自分に痺れを切らしたのか後ろの方々がペースアップ。それについていくことができず、またズルズルと離される。同じようについていけなかった人とパックになって走る。
最終周回になる6周目に入るあたりで自分含めて4人の9位パックができた。その最終周回、自分の後ろ2人が離れたので、前の一人との一騎打ちになるだろうと思い、後ろをミスのないように走って、最終コーナー抜けた加速で、今レース初の下ハンを持ってもがく。前の人を抜くことができて9位フィニッシュ。
前日の鈴鹿エンデューロを考えれば、最後尾から15人ほど抜いてシングルリザルトだったのは次に繋がる良い結果だったのではと思った。
今回ポジティブだったポイントは
・スタート
・シケイン→乗車
で互角以上に戦えたところ。
改善しなければならないポイントは
・一部コーナーのクリアスピードの遅さ
・ヘアピンからの加速の悪さ(パワー不足)
今回のラップペースはこんな感じ
1周 | 2周 | 3周 | 4周 | 5周 | 6周 | |
---|---|---|---|---|---|---|
time | 7:22 | 7:08 | 7:07 | 7:10 | 7:11 | 6:59 |
次戦はフロントロースタートが確定していて、きっと元気な脚なので言い訳はできない。もうちょっと前についていきたいし、あわよくば昇格が狙えるようなポジションを争いたい。