軽SUV→スポーツカーに乗り換えた話(その2:パジェロミニとの別れ)
軽SUVからロードスターに乗り換えた話(その1:車種検討~注文編) - たくみのブログの続き。
その1を書いたのが去年の7月。“飽きることなく書けるか”みたいなこと書いたけどちゃんと飽きてた。
それ以上に仕事が忙し過ぎたという言い訳もあるけど…
もうこの時の記憶が風化しつつもあるけど、ここで記録しておかないともっと忘れる気がするから一応書くことに。
別れは突然に
2022年11月、岐阜に遊びに行った帰り。
一宮の高速ICに入ってからすぐのこと。いつものように合流車線を加速していくと水温計に異変があることを確認。
ちょっとスピードを落としつつ様子を見ていたが、水温計の針が「H」に張り付いたまま動かない。
このままではエンジンがオーバーヒートするので路肩に止めて救援を呼んだ。
高速道路に車停めて三角表示板を置きにいくの、めちゃくちゃ怖かったのを今でも思い出せる。
(大学生の頃にやってた高速道路を原チャで往復し続けるバイトの経験があったとはいえ)

結局このあとJAFを呼んだりして車はどうにか近くの修理工場へ運んでもらうことに。
高速道路上だったこともあって積載車が来るのが遅かったため、1時間高速道路の路肩の茂みの中で待機してた時間が寒さ・メンタル等いろいろキツかった記憶。
上で「JAFを呼んだり」と書いたが、JAFの積載サービスよりも任意保険のロードサービスの方が遠くまで運んでもらえるので、その場で復旧が難しい故障なら任意保険のロードサービスを使った方がスムーズだと思う。等級減らないし。(そもそも使わないに越したことはないんだけど)
1週間後、修理工場に入庫した車を確認しに岐阜へ。
故障原因は冷却水のゴムホースの破損。これによって冷却水が失われて水温が上がっていった。
ゴムホース自体は数千円もしないレベルのものだけど、エンジンの奥側でアクセスが難しい位置だった。
部品を外したりするのでざっくり10万円は修理に掛かるとのこと。
さらに…
・他のゴム製品(ホース・ブッシュ等)も同じような状態でいつ裂けるかわからないこと。
・ここらを直しても高速の長距離移動という車に負荷を書けるような運用はできなくなること。
・翌月に車検が控えていること
オーバーホールしてまだ乗り続ける選択もあったけど、元の車体価格からして修理に執着することは合理的ではなかったのでここでさようならに。
一台目としてこのクルマを選んでとても良かったし、また所有したいと今でも思えるクルマだった。

ということで、翌年3月までクルマなし生活がスタート…と思っていたが
マツダDから連絡があって、パジェロミニが故障した前の日くらいにロードスターが完成していたとのこと。
次回「その3:ロードスター納車編」
軽SUVからロードスターに乗り換えた話(その1:車種検討~注文編)
学生時代の足としてしばき倒したお世話になったパジェロミニからロードスターに乗り換えて半年経って思うこととかをつらつら記録しておこうかと。(そもそも前の車の話も今の車の話も載せてないけど)
学生時代の相棒
型名:TA-HA58A(2004年製中期型)
エンジン:660cc4気筒ターボ
駆動方式:パートタイム式AWD(FRベース)

浜松の解体屋で22万で買ってきた車。不満点はいくつかあったけど(後述)とても良い車だった。最初のマイカーとしては最高なのではないかと思うほど。
とはいえ、社会人になるんだしステップアップした車に乗りたいなって思い、次の車候補を検討していくことに。パジェロミニの不満点、良かった点を念頭に選んでいくことにした。
パジェロミニの不満点として
・重心が高い
それが故にカーブが遅い。ワインディングロードが楽しくない。
・高速巡航性が悪すぎる。
ギアがクロスレシオなせいで、80kmなのに3500rpmもエンジンが回りうるさい。しかもその間ターボが動きっぱなしでうるさい(ターボ動作制御がエンジン回転数を入力としているため)。結果、うるさいし燃費も悪い。
・ターボ
過給されているときは独特の加速感でいいけど、オイル交換頻度が上がるから面倒臭い。上述したとおり、ターボ動作制御がエンジン回転数にしたがっているのだが、これがリニアではなく、2000rpmに到達したら1段目で0.5kgf/cm3の過給、3500rpmに到達したら2段目で0.8kgf/cm3というガバ制御っぽいのでアクセル踏力が一定だとギクシャク感が出る。普通にアクセルを踏んでいると乗り心地が悪いので、この回転数付近でアクセルを微妙に抜くという謎テクを人を乗せるときはやったりやらなかったり。
一方、パジェロミニで良かった点として
・FRレイアウト
カーブ手前で減速して、エイペックスに到達した直後からアクセルを開けられる。これをFFでやるとアンダーステアが出がちになる。
・税金の安さ
軽自動車だしまぁ。
・MT
なんだかんだMTは楽しい、ボケ防止になると思う。
・どこでもいける
軽の車格、高めの視点、カクカクしたボディ、最低地上高の高さ、四駆
この車でどっか当てたら運転やめたほうがいいレベルで運転しやすい車だったし、砂浜とか雪道とか小川とかどこでも走破できるのは本当に楽しかった。
ということで、新しい車の条件として
・重心がそこそこ低い。
・100kmでそこそこ快適に高速巡航できる。
・NA(自然吸気)エンジン。
・FRレイアウト
・税金安い
・MT
を挙げてこれに合致するような車に乗りたいなって探すようになった。
重心が低い車だと必然的にSUVは外れてくるためSUV全盛期のこの時代において選択肢が限られてくる。プラスでFRレイアウトってのがさらに選択肢を狭めてしまう。居住空間重視の車(=FF車)が売れるこの時代でFRなんてのは車格の大きい高級車かスポーツカーくらいしかなくなってしまう。ここにMTを条件にいれたらもう…ね。
んで候補に挙がったのが
・86・BRZ
結局、ありきたりなスポーツカー乗りの選択肢になってしまった…FRレイアウトのステーションワゴンとかあったら候補に入ったんだけどな
出会い
会社に入社したての4月、ふと友人に「車欲しいなぁ」って話をしたらホイホイ話が進んで気が付けばマツダのディーラーにいた。
ここで初めてロードスターに乗ってとっても感動した。レーシングカーみたいなシートポジションに2つしかない座席に荷物置きすらほぼない。交差点を右左折するだけで車が軽くて”操っている感”を感じることができる。パジェロミニとの違いに衝撃を受けた。
86を見に行くつもりだったけど、乗り心地に惚れてしまったのでほぼ即決だった。
とはいえ金銭的な問題もあり納車は約1年待ってもらうことに。
この時、暫定的に決めていたグレードはS Special Package。ロードスターの中ではミドルグレードになり、カーナビやクルーズコントロールなど快適装備がとりあえずついている。ロードスターの中では一番売れ線のグレードらしい(?)。結果的にこのグレードを選ぶことはなかったが…

グレード変更
オーダーを入れてから約2か月が経ち、ディーラーから電話が掛かってきた。内容としては「来年の改良モデルが発表されました。限定モデルが消滅します。どうしますか。」というもの。これはマツダあるあるで、毎年小さなアップデートを実施している。しかし今回のアップデートは割と大きめのもので、法規対応のため車重が増えるとのこと。
それで、この限定モデルというのがロードスターの最大の売りである”軽さ”を最大限に生かしたモデルである「990S」である。990は車重にちなんでいて990kgの車重を誇る。いわゆる”トン切り車”である。実際のところ、ベースグレードであるSも990kgであるのだが、990SはホイールがRAYSの鍛造ホイール、フロントブレーキがブレンボに変更され大径化されている。これによって足元が軽くなり、より軽快な走りが体感できる。その代わり、カーナビやクルコンといった快適装備はなし。オプションですら選択不可でついてくるのは昔ながらのラジオくらいしか聞けない簡単なオーディオセットである。
そして電話では「この限定モデルに乗りたいなら今月中に決めてほしい」とのこと。正直、快適装備はパジェロミニからのステップアップを体感する上で結構重要だと思っていたのでこれを捨てることはだいぶ迷った。けど裏を返せば、もとから快適装備のない車に乗っている訳だし特段不便に感じないと考えることもできる。
ということで少しだけ尖ったグレードへ変更することに。この際だし新車じゃないと選ばなさそうな色にしようということで「ジルコンサンド」っていう2023年からラインナップされたボディーカラーを選択。

実車を見たわけではないので、なんかアレの色っぽさを感じ不安に駆られながら納車までの約10か月を待つことに…とはならず、紆余曲折を経ることに。
次回、「その2:パジェロミニとの別れ」。飽きずに書き切れるのだろうか…
1年ぶりのブルべ しまなみ600km
関西に引っ越してきてからはや半年。
そろそろ生活にも慣れてきたのと、今年はまだ一度もブルベ出走がないことにハッとしたので一番直近の(時期的にも距離的にも)ブルベを探したら姫路発のブルベを発見!
200kmのと600kmのが併催みたいな感じだったけど、苦労を知るためにも600kmを選択。これが10月上旬の出来事。
ここから当日まで出走できない理由を作るために雨乞いし続けていたけど、気持ちいいくらいの秋晴れ。ちなみに
出走時間は4:00or4:30で4:30を選択。寝坊したらDNSでもするかと思って3:00に目覚ましをかけて就寝したところ、運の悪いことに起きれてしまったので…

自宅から姫路のスタート地点に至るまでにも、すぐ横の駐車場は朝早すぎてやってなかったために急遽コインパーキングを探す旅が始まったり、そのコインパーキングからスタート地点に向かう途中に側溝に落ちたりと小インシデントがあったり…
側溝に落ちたけどなぜか自転車も体もピンピンしてたので、無事にスタート。朝飯を食べていなかったのでスタートしてすぐのコンビニに入る。これでほぼ最後尾からほかの参加者の背中を追っていく展開に。
スタートから15kmくらいのところにある最初の通過チェックポイント。ここらで4:30組のメイン集団に追いつく。今回のブルベは通過チェック・PCともにレシートではなく写真になっている。あまり写真撮らない勢からするとありがたい。

今回のブルベは、my new gear…であるサイコンのテストも兼ねていた。自分で設定しなければならないけど写真撮影チェックポイントに近づくとアラートを出してくれるようになったのはかなり嬉しい。前のはナビの縮尺変えるとフリーズして一生動かなかったのからすると技術の進歩を感じる。
ただし。POI(多分Point of Information)を自分で設定すると自動ルートナビのアラート通知がなくなるみたい。この仕様を知らなかったせいで、600kmの間ナビ画面を注視しないといけなくなった。おそらくだけど、POIのカテゴリを別のにすれば解決しそうなので、今度トレーニングコースでテストする予定。
しばらく走って兵庫-岡山の県境を通過。岡山は自転車では初上陸になる。あとは沖縄を残すのみ。レースとかでもない限りサイクリングしに沖縄行くことはなさそうな気がするが…

150kmのところにある笠岡カブトガニ博物館。よくわからんけど、ここら辺はカブトガニの養殖で有名らしい。「カブトガニの血は医療かなんかで有用だからめっちゃ高くてひたすら血を抜くんです!」みたいなニュースを見てなんか可哀そうになったの思い出した。

ここで、前輪の空気がかなり抜けていたので、空気を補充。シーラントが死んでいるのか、ホイールの歪みからか空気の保持性があんまり良くないので、150km~200km間隔で空気を補充することに。これが精神衛生上あまり良くなかった。
このあと大都会岡山市、倉敷市を通過して広島県へ。尾道で尾道ラーメンを食べたけどうれしすぎて写真を撮り忘れる痛恨のミス。ラーメン屋だけど、ハロウィンということでお菓子をくれた。
姫路から200km。広島県尾道市からついに今回のメインテーマであるしまなみ海道がスタートする。まずは、本州から向島(むかいじま)まで渡舟で渡る。ブルベで合法的に自転車を漕がなくても進む区間。なにかの間違いでこのまま今治に行かないかなぁと思ってたら一瞬で向島に着いた。

向島から因島(いんのしま)へ。写真スポットである展望所からの眺めは綺麗な秋晴れと落ち着いた瀬戸内海を一望できて本当に良かった。雨乞いが無駄に終わって本当に良かったと思えた。

因島から生口島(いくちじま)へ。生口島といえば「サイクリストの聖地」の碑。4年前にツアーで訪れて以来なので懐かしさを感じた。後ろの橋は多々羅大橋(たたら)といって、橋脚が音叉のように反響するらしく、備付の拍子木を叩くといい感じになるよ。と一緒に漕いでくれた方が教えてくれた。

生口島を一周した後、大三島(おおみじま)へ。ここら辺で日の入りを迎える。大三島もほぼ一周して、塩で有名な伯方島、大島を抜けてついに四国へ。

スタートから320km,16時間かけて愛媛県今治市にやってきた。兵庫から岡山を越え、広島に入り、いくつもの島を渡り四国に上陸。この行程を自転車で1日でできることを考えるとチャリも捨てたもんじゃないなぁと思う。
ライトアップで綺麗な今治城を見て

名物の卵チャーシュー丼を食べて今治を堪能!
今治のネカフェ仮眠をとって残り280kmを頑張る予定…だった。明らかに「今治で仮眠取ってくださいね」と言わんばかりのコース設計だったし。…
だったんだけど、電子マネーに頼りすぎて現金の持ち合わせなくてネカフェに泊れませんでした…
ネカフェで現金のみなんてそんなんできひんやん普通…!言っといてや、できないんだったら…(WEBページ記載なし)
7割方自分が悪いミスに対してブチ切れながらも「まぁ四国だししゃーないか」というよくわからん言い訳で自分を納得させて急遽90km先の福山の快活まで、結局ブチ切れながら真夜中のしまなみを漕ぐことに。この写真を撮った以外の記憶がほとんどないけど今治→尾道の75km区間を3時間ちょっとで走ってたくらい無意識に頑張ってたみたい。

そんなこんなで結局400km不眠で福山に到着。長すぎた前半戦を終え、4時間の仮眠。
後半戦は200km走るだけと思えば、起きてからの気持ちが大分楽だったので、案外この選択肢も悪くなかったのかもしれない。
福山から比較的すぐのところにある。鞆の浦(とものうら)。ここの常夜灯が写真チェックポイントだったのだが、日の出と相まってとても良い雰囲気を醸し出してた。街並みもレトロで、伊根の舟屋を思い出した。普通に旅行とかでまた来たい。

鞆の浦から福山に入り、そこからの道は行きと全く同じ道。とはいえ行きと状況が同じわけではなく、そこそこ疲労が溜まった状態なので最初の200kmの感覚とは別物だった。考えてみりゃ当たり前だけど、400km以上のライドなんて久しくしてなかったので新鮮みを感じた。あと、今回から赤クリートに変えて、クリートのポジションが悪かったからか、右足だけ異常に痛かった。
岡山を抜けて「兵庫県」の標示を見たとき、帰ってきた!って思って嬉しかった。この感覚がブルベだなって思って懐かしくなった。(県境からゴールまで50km弱あるが)

右足の激痛と格闘しながらもゴールの姫路まで到達。34:34のタイムでゴール。
去年まで出走していた静岡のブルベと違って獲得標高にやさしさを感じとれるコースではあったけど、一応目標としていた35時間切りはできたので良かったのではないかと思った。

4月から会社に餌付けされて体重が少し増えてチャリが遅くなって乗るのが億劫になりかけてたけど、ブルベの感覚を思い出して自転車楽しいなってなった有意義なライドだった。正直600kmはもうしばらく走りたくないが、200km300kmのブルベにふらっと出るのはありなのかもしれないなと思った。
台湾6日目
最終日。計画を組んだ段階からこの日が最もハードになることは分かってた。
ということで、いつもよりも2時間ほど早い4:30に起きて5:00に出発しようとした。念の為にタイヤの空気を入れようとしたらみるみるうちに抜けていく。バルブが死んだのかと思ってチューブを変えてみてもダメ。ということは空気入れが壊れてるということになった。幸いにも宿が駅の目の前。環島ルート上の主要スポットには空気入れや工具が置いてある。花蓮駅も例外ではなく修理キットが設置されていたので空気を入れる。パンクしたらその場で空気は入れられない心理的に厳しいスタートとなった。

七星潭という海岸をチラッとみた後、国道の一本内側に入った道を走った。この道が本当に怖い道で2kmおきくらいで野犬に襲われる。台湾にはそこらへんに犬が沢山いるのだが、よく見ると首輪がしてあって集落単位で飼っているらしい。その為か、道端にいても吠えたり襲ってきたりすることはない。野犬もそういう犬と見た目は同じだがめっちゃ向かってくる、しかも5〜6匹の群れで。ペットが寄ってくるような寄り方じゃないから本当に怖かった。1番ヤバかったときは50cmも距離がなかった気がする。ということで基本は国道(大きな道)を走ろう。
どうにか野犬から逃げ切って、途中のセブンとその隣にあった朝食屋で朝ごはんを買う。朝食屋ではニラ饅とニラ餃子、セブンでは豚肉の乾燥した細かいやつが入ったパイ。

ということで、蘇澳までの100kmを目指す。
ちなみに花蓮→蘇澳は危険が危ないので電車輪行推奨の区間。それでもやっぱり全部チャリで環島したい。そんな思いもあって他の挑戦者のブログを参考にして走ることに。あんまり通る人がいないみたいなのとそのブログに書いてあることも微妙に違うので、ちょっとだけ詳細に書く。
花蓮から20kmくらいは普通の道。太魯閣大橋を渡ってちょっとしてから本格的な山道になる。トンネルが2本あって、自転車はダメっぽいようなことが書いてあるけど車道を通れば通行可。そこからは25kmおきとかで川の河口付近に集落が存在するのでその度に坂を登って降りてを繰り返す。大体の集落にコンビニがあるのでそこで補給を取ればハンガーノックにはならないと思う。途中で9号線は、本線と側道に分かれたりくっついたりするが、「環島1号線」の看板はちゃんとあるのでそれに従えば間違えなさそう。側道は「9丁」みたいに漢字が後ろに一文字つく。本線と側道が分岐をしている時、本線は基本的に自動車専用道となるので自転車は基本的に側道を通る。側道の幅は静岡のR150大崩海岸の道みたいな感じ、景観もちょっと似てる(スケールはこっちのほうがデカい)。側道を通る時は交通量が少ないが、南澳〜東澳区間は共用区間なので、普通に観光バスとか砂運搬のトレーラーが通る。車線の幅は箱根(駅伝で通るところ)と同じかそれよりちょっと車幅ある位。

地図で道のうねりを見たら分かるだろうが、登りは結構キツい。10%くらいの斜度もちゃんとある。景色は綺麗だけど、それだけで楽しく登れるかと言われると厳しそう。日によって変わるのかもしれないけど北風だったのでさらにしんどかった。

落石が危険というのも輪行推奨の理由の一つだが、日本でも木が倒れて通れない道やガードレールが落石で破壊されてる道もあるから、それと同レベルくらいの道って感じ。そこも含めて大崩と似てると思った。細かい落石についてだが、日本の道と同じようなものだったし、側道を走行してる時に道路清掃車とすれ違ったので、ちゃんと整備されているのかなと思う。

花蓮〜東澳新駅のサイコンのスタッツがこのくらい。約100km,1300m upといった具合。

強い人であれば良い塩梅のコースだけど、環島コース最南端の峠がキツい人は多分心が折れるので輪行したほうがいい気がする。
脚を削られながらも、輪行推奨区間を抜け、宣蘭市へ。お腹が空いたので羅東というところで昼飯。名物はよく分からなかったので牛肉麺。

宣蘭に行こうか迷ったが、ホテルの門限に間に合わせるため街を掠めたところを通る道を使い、頭城へ。頭城のマックで休憩。チキンビッグマックって日本ではないメニューを食べた。普通のビッグマックに比べて食べにくいけどうまかった。

頭城から台湾最東端へと進む。最東端に向かうちょっと手前に鉄道トンネルを自転車専用道にしたものがあり10kmほどショートカット出来たが、せっかくなので海岸線をぐるっと回った。ここまで170km、ここでやっと向かい風区間から解放された。

自作のルートは最東端から九份に寄って台北に向かうものだったが、九份に行くには結構な峠越えをしなきゃならず、その余裕はなかったので、十分を経由して台北に向かう正規の環島ルートを走る。それでも十分まではそこそこ登り。十分老街に寄るくらいの時間はあったのだが、気付いたら橋のだいぶ下だったので登り直すのが面倒臭くなったのでパス。ここまで来たら台北まで30kmなので気持ちがどうしてもゴールに向いてしまう。十分を過ぎるとすぐに登りのピークに到達してそこから降り。台北に近いこともあり線形が悪い癖に車が多くなるので危なかった。
あとは5日ぶりの今まで回ってきた都市とは活気のレベルの違う雰囲気を感じながらゴール。

5日前に写真を撮った環島0km地点で誰かが待ってて祝福して貰えるなんてことはなく、1人で感動を噛み締めていたがそれでも充分過ぎるくらいの達成感があった。ガイドブックに「同じだけどちょっと違う台北」って書いてあったが、一周してみるとこの感覚が納得できる。
まず、とにかく全行程で事故はなく帰って来れたこと。そして、花蓮から220kmの道のりをパンクやメカトラなしで走破出来たことに安堵した。top stone号ありがとう…
無事にホテルにも間に合ったので本当に良かった。
台湾5日目
台東からスタート。泊まった民宿のホステルはネコが2匹いてとても癒される場所だった。
まずは道沿いに幾つもある朝食屋でサンドイッチを買った。「三明治」って何のことかと思ったけど、台湾語でサンドイッチらしい。

台東を出発したらいきなり登り、ここから今日の目的地の花蓮までは花東渓谷っていう海から一本入った谷を進むのでほぼ海を見る機会はない。
鹿野高台って気球を飛ばすことで有名な場所がありそうなので寄ってみる。国道から300mくらい登るので結構辛いが、のどかなところで良い眺めだったので仰向けになってしばらくボーッとしてた。

ここからアップダウンを繰り返しながら北へと進んでいく。鹿野を少し過ぎてから両脇に田園が広がる。これは日本の植民地時代に広がったらしい。日本じゃ3月はまだ田植えもしてない時期なので新鮮だった。

池上という街は周りが田園に囲まれているからか、米料理が名物。池上駅の目の前にお米を使った有名な弁当屋があったので補給がてら食べる。鉄道駅の前にお店がある感じからもほぼ日本の駅弁のようなクオリティだった。

池上から40kmほど進むと玉里という大きい街にあたる。ここは玉里麺というのが名物らしいのでそれをいただく。(ミルクティーの漢字表記が分かり、注文することができるようになった)、牛肉麺は台湾全土であるが、玉里麺は豚肉にニラやパクチー?が入ってるみたい

玉里から少し登ると2日目で通った北回帰線の東海岸バージョンがある。ガイドマップによると「2度目の北回帰線を過ぎれば全行程の2/3は終わりです」みたいなことが書いてある。

玉里から40kmくらいには台湾で有名なアイスクリーム工場がある。月見氷ってのが人気らしいので頼んでみた。アイスに卵黄が入ってるらしい、なんか新鮮。

アイスを食べて満足したのだが、ココナッツジュース(直)を売ってる出店があった。youtubeでひたすらこれを量産する動画を見てから飲みたかったので頼んでみた(1個100元)。ほんのり甘く、健康に良さそうな味だった。多分普通にココナッツジュースと変わらないと思う。思ってたより量はあった。

ここからまた30kmほどで、花蓮の入り口に着く。花蓮はワンタンスープ(扁食湯)が有名みたいなので食べてみた。

とまぁ走っては食べてを繰り返して花蓮に到着。ちょっと時間があったので松園別館へ。ここが旧日本軍の台湾指揮所だったらみたい。そういうこともあってかここは結構日本の影響が強い街らしい。
今日の宿の人は日本語が通じてびっくりと共に嬉しくなった。昨日に引き続き夕食のおすすめを聞いたら夜市をオススメされたので東大門夜市ってとこに行った。

数年前にオープンしたばっかりの観光夜市で、通路も広くてとても整備されてる印象があった。そこでトーストとトウモロコシを食べた。トウモロコシは日本のとは違って白いらしい。


その後、牛肉麺で有名な店に行ったら品切れだよって言われて代わりに出されたのがこれ。トマトのほうとうみたいなやつ。80元の割にボリュミーだった。

そして締めにスイカジュース。その場でスイカを絞って出してくれる。多分だけど台湾はスイカの価値が日本に比べて低いのかめっちゃ安い。これもまあまあな量のスイカを使ってた気がするが、60元だったし。八百屋でも40元とかで売ってたし。

そんな感じで5日目終了。明日が最終日、ホステルの門限に間に合うか心配でしかない…
台湾4日目
高雄のホステルからのスタート。2段ベットが大量に置いてある部屋は昨日のシングルルームと比べるとちょっと居心地が悪いけど野宿じゃないだけありがたい。寝れなかったのは他人のいびきもあるけど、自分の日焼けが布団と擦れてたせいもある。台湾の人がそこそこ暑いのになんで半袖じゃないのか不思議だったが紫外線が凄いからだ。沖縄とかの比じゃない。
ソールが取れた靴は昨日文具屋で買った接着剤をつけて自転車をおもりにして一晩中置いたらくっついてた。でも今度はゴアのチャックが壊れて使い物にならなくなってしまった。

この日は和平記念日って祝日らしく、静かな朝だった。だからか朝食屋さんもあまり開いてない感じだったので、朝食なしで高雄を出る。
高雄の南端にある空港を越えるとこの街ともお別れになる。ここからはいくつかの街を過ぎて海沿いを永遠と走ることになる。
南に向かってひたすら走ると南国風の雰囲気になり、ヤシの木や果樹園があり、道端には結構な頻度で果物を売る出店が出ていた。
補給のため立ち寄ったコンビニの隣にあった果物屋でマンゴースムージーを頼んだ。ここのおじさんがとても積極的な人で、マップをくれたりして親切にしてくれた。あと青パパイヤのおまけももらった。果物というかズッキーニみたいな野菜っぽかった。


このおじさんがいうには車城まで行くと最短ルート+2-3時間は見ないといけないらしい。車城より台東に早く着きたかったので最短ルートで行くことにした。
ここからは峠越え。台湾は中央にまあまあ高い山が連なっていて簡単には東西の移動が出来ない。南方も例外ではなく峠越えをしないと東側にはいけない。とはいえ、標高450mで越えられるのでマイルドではあるが。
坂に入ってから2度目のパンク。原因は多分リム打ち。

そこからちょっと行ったところで昼飯&補給
この辺は台湾原住民が多いエリアなので原住民の食べ物が売られてたりする。ちまきと竹筒飯を食べた。ちまきは粒が小さい米で、竹筒飯はもち米だった。


ここからそこそこ登りピークポイントに到達。サイクリストも沢山いた。

坂を降りていくと大海原が広がっている。西側では海側ギリギリを走る機会はほぼなかったのだが、坂を下ってからは海を見ながら走った。だけど向かい風なので結構辛かったのに、海岸が崖になってるからか道もアップダウンが多かった。
途中、多良駅っていう台湾で1番美しい駅に寄った。雰囲気的には下灘駅みたいな感じかな。でも工事中だったのと鉄道がいつ来るかも分からないので写真だけ撮って先を急ぐ。
ここから30kmほど漕いで台東へ。西側の街と比べると少し寂しさを感じる。それもそのはず、高雄市の人口277万人に対して台東市は10万人しかいないのだから。
宿の人におすすめの飯屋を教えてもらって、米の麺のスープと鬼頭刀魚(シイラ)の揚げ物を食べた。

食後にタピオカ的なやつ(小豆も入ってる)を飲んだ。美味しかったけど普通のタピオカミルクティーのほうが好きかな

おそらくこの日が行程の中で最も暑い日で30℃近くあった。暑熱順化をしていないのもあってかなり体力を持っていかれた。あと台湾の日差しは強烈でインナーウェアを貫通して日焼けした。
台湾3日目
メモー写真をあとで追加で載せる
学甲という街の窓なしの部屋からのスタート、時間感覚分からなくて目覚めた感じが全然しない
まずは、台中中心部へ向かう。その途中にあったマックで朝ご飯、台湾でも朝マックがやってるのは日本と変わらないけど、ソーセージエッグマフィンにマッシュルームが入ってたのちょっと違うところ。

台南に着いて、台南孔子廟へ。400年前くらいからある孔子を祭っているところらしく、大統領がここに名前の書いた額を飾るのが風習?だとか

台湾の南のほうは魚料理がポピュラーらしく、これはサバとサンマと牡蠣のお粥

これは台南の公園に展示されてるF86セイバー。これは日本でもブルーインパルスでお馴染みだった戦闘機。にしても退役した戦闘機の扱いが雑じゃないかな…

台南から高雄までは50kmほどなので割とすぐ着く。まずはこの虎と龍の2つの塔。蓮池潭とかいうところにある寺院の一部らしい。

高雄は鴨肉が有名らしい。ということで、鴨肉飯(ヤーローファン)と鴨湯を食べた。

今日は距離が少ないこともありかなり時間が余ったので少し観光をした。海岸エリアには港からの荷物を運ぶコンテナステーションの跡地が再開発されて大きい公園になってた。
これは何かよく分からん建物だけどオペラハウスみたいな感じで綺麗だった。高雄流行音樂中心/音浪塔ってところ。

コインランドリーを回している間に暇だったので、そう言えば台湾ってタピオカが有名だったなと思い近くのタピオカ屋で珍珠奶茶(タピオカミルクティー)を頼んだ。45元(200円)でこのデカさ。これなら頻繁に飲むかも

少し休憩を挟んでから夕食がてら散歩。
世界一美しい駅に選ばれたらしい美麗島駅へ

改札口がこんな感じになってて凄かった(小並感)
この駅のそばにある六合夜市へ。台北とは違って海鮮系が多かった気がするけどこれまた凄い賑わいだった。

ここで炒飯と小籠包を食べた。結局無難なのにしてしまった…


締めにめっちゃ有名らしいパパイヤミルクティーの店に行った。

正直パパイヤの味がどんなのか分からないからまともに評価できないけど、スイーツとしてバランスがとても良かった。日本で出したら流行りそう。
今日はこんな感じの割とまったりとした日だったけど、明日から3日間の行程をこなせるかどうかが分からん