苦い思いをした前戦。
自分なりにダメな点(伸びしろ)を分析した。
・スタートダッシュ
・ロングライドに慣れていて高心拍で踏めない。
・タイヤのトレッド選択、及び空気圧の設定
・コーナーの曲がり方
・パワー不足
ここから2週間、できることは少ないがやれるだけのことをやってみた。
・スタートダッシュ→天竜川でC1ライダーの方に方法をレクチャーしてもらい、練習。日常の信号スタートでも少し意識してみた。
・高心拍で踏めない→L4,L5領域でのランニングをして高負荷で動けるようにした。
・タイヤ→サンドタイヤではなくノブ(タイヤのイボ)の高いマッドタイヤに変更
・コーナーの曲がり方→「リーン・イン」「リーン・ウィズ」を意識した8の字練習。
・パワー不足→近くの山に行き、2分程度のヒルクライムを踏むことを意識してインターバルをおいて繰り返す練習をした。
タイヤはIRCのSERAC CX MUD
SERAC CXにはいくつか種類があってノーマル、SAND,EDGE,MUDとある。
MUDは雨天時や泥のレースで使うタイヤだが、OBでC1ライダーのMさんが「お試しに」ということで1本送ってくれた。
箱には「GET ON THE PODIUM」の文字
これは獲るしかないでしょう
ゲン担ぎというかパワーが欲しかったので駆動輪の後輪に装着
フロントには自分で買ってきた同じものを装着。
TLタイヤとのことだったがホイールがTL対応してないのでクリンチャー運用。
リム打ちパンクが怖いので空気圧は1.8Barにセット。
おおが城山公園は岐阜県の山県市ってところにあるのだが、浜松からだとめちゃ遠い。7時40分から始まる試走に間に合うためには高速を朝5時に家を出ないといけない。よくよく考えてみたら浜松から東京に高速使っていくのと所要時間はほぼ同じ。
「城山」って名前がつくからアップダウンのあるコースかと思ったらほぼ平地のパワーコースっぽい。現地入りしてびっくり。
試走、タイヤが変わったことと、空気圧をちゃんと設定したおかげでなかなか走りやすい。スタート直後にある3つコブの処理や、勢いをつけるところや、コーナーのラインを確認する。
試走で意識するところも1週間前に天竜川でのアドバイスが活きた。
9時ごろから他のレースが始まる。
今年からシクロを始めた後輩、あともうちょっとでC3に昇格だった、確実に速くなっているから次戦には昇格しそう。
そうこうしているうちに、すぐ自分のレースの時間がやってくる。
スタート順は36人中16番、ギリギリ2列目だった。レーンを選ぶことができなかったので余った一番内側でのスタートとなった。
そしてスタート。スタート練習でやった通りにやった。その結果第1コーナーを2位で通過することができた。そのおかげで最初の難関はスムーズに通過。
このあと1人ほど抜かれたが焦らずに視界内に収まるくらいで追う。
2週目のコブで前方で落車していたので1人パス。
少しついていったところで抜かせそうだったので前に出る。トップに。
その後は焦らず自分のペースで走る。
そして最後まで独走を続け、1位でゴール。
レース展開としてはこれ以上ないくらい理想的だった。
その後、C1のレースを観戦。やっぱり速かった。が、みんな楽しそうに走ってた。
C2も最初だけ見たが、みんなC1に上がろうとする思いからか熱気が凄い。次回からはここでレースができる。もっと頑張らないといけない。
ラップタイム(5周回0.1+2.1×5)
1.5"39
2.5"25
3.5"34
4.5"28
5.5"26
C2トップは1周5"15前後で走っている。C1トップは5"10を切るくらいのペース。あと10秒縮めないとC1には上がれない。インターバル練も心肺強化の練習も始めたばかりだからせめてシーズン中はこれを継続していきたい。
次回から使えるようになったTLレディホイール